ポケカの確率論

“デッキ圧縮”の確率論 part1

こんにちは!

今日はカードゲーム用語「デッキ圧縮」について紹介しつつ深く考えてみようと思います。

同時に、2022年2月25日発売「スターターセットVSTAR ルカリオ」で新登場する《ガッツのつるはし》がどんなデッキにも入りうるのかというテーマについても考察していきます!

ガッツのつるはし

デッキ圧縮とは

東卒プ
東卒プ
《ガッツのつるはし》はデッキ圧縮できて強い!どんなデッキにも入れれそう!

Twitterなどでこんな文面を見たことはないでしょうか。

そうでなくても、ポケモンカードに限らずカードゲーム経験がある多くの方が聞いたことのある単語だと思います。

デッキ圧縮とは、端的に言うと

デッキ圧縮=山札の不要なカードを減らしてキーカードを引きやすくすること

と言えます。

東卒プ
東卒プ
まだよくわかんないよ・・・

段階を踏んでデッキ圧縮を理解してみましょう。

デッキ圧縮の具体例

話を単純化するために

山札に1枚だけ、それを引けば勝てるキーカードが眠っている

と仮定します。

残りの山札が10枚の時、次のドローでキーカードを引ける確率は1/10で10%です。

しかし残りの山札が5枚しかなければ1/5で20%

もし山札が1枚しかなければ1/1で100%そのカードを引けることになります。

残りの山札が少ないほど欲しいカードを引ける確率が高い

では、わかりやすくするためにさらに話を具体的にしてみます。

残りの山札は10枚

”これを引けば勝てるキーカード”は《ボスの指令》だと仮定しましょう。

ボスの指令(サカキ)

残り9枚のカードは勝敗に関係しない「不要なカード」ということになりますね。

このとき、手札に《しんかのおこう》があるとします。

しんかのおこう

何もしなければ次《ボスの指令》を引ける確率は10%

この場面で《しんかのおこう》を発動して適当な進化ポケモンを手札に加えておくと、山札の枚数が9枚に減るので

次のドローで《ボスの指令》を引ける確率は1/9の11.1%になります。

これがまさに”デッキ圧縮”です!

《しんかのおこう》で手札に加えたいカードが特になくても、山札を減らして《ボスの指令》を引く確率を上げられるという意味では価値がある行動と言えますね。

デッキから不要なカードを取り除くことで、必要なカードを手に入れる確率を上げることができます。

次はデッキ構築単位での話に移ります。

ポケモンカードは山札の枚数が60枚と決められていますね。

仮に

その中に1枚だけ、引けば勝てるカードが入っている

としてみましょう。

もちろんそんな美味しい話は無く。

カード同士のコンビネーションで勝敗が決まるわけですが、今回の記事はとにかく話を単純化しています。

「初手にたねポケモンがなければいけない」「同じカードは4枚まで」というルールも今回は無いものとしてみましょう。

ここでデッキを

  • 《ガッツのつるはし》 59枚
  • 引いたら勝てるカード 1枚

このように組めたとします。

ガッツのつるはし

《ガッツのつるはし》を発動すると、山札の1番上のカードが手札に加わります。つまり《ガッツのつるはし》は次にドローするカードと入れ替わる役割を持っていると言えますね。

《ガッツのつるはし》を発動し続けて山札を掘り下げていくといつかは欲しいカードにたどり着くので

絶対に1ターン目に勝てる

ことになりますね。

実際は1/60しか入っていないカードが1/1になった

とも言えます。

実際は《ガッツのつるはし》は4枚しかデッキに入れられませんが。

《ガッツのつるはし》が手札に来たらとりあえず発動しておくことで《ガッツのつるはし》が山札の一番上のカードと入れ替わり、デッキの枚数が1枚減りますね。

東卒プ
東卒プ
手札は減らず、デッキの枚数だけ1枚減るんだね!

《ガッツのつるはし》は他のカードとランダムで入れ替わるので、

デッキの枚数が実質60-4=56枚になっている

と言えます。

東卒プ
東卒プ
難しいけどなんとなくわかってきたよ!

デッキ枚数自体が少なければ、欲しいカードを引く確率も上がることになります。

欲しいカードを引く確率が上がることは、勝敗にも直結することです。

ポケモンカードが「欲しいカードを引けば勝てるゲーム」だとすれば《ガッツのつるはし》を4枚入れるのが正解ということになりますね。

実際にそんな世界が来るかは別として、

入れるカードに困ったらとりあえず入れておけるカード

カードであるのは間違いないでしょう。

例えば、デッキを組んでいるときに

東卒プ
東卒プ
もう入れたいカードはないけどあと2枚何か入れなきゃ・・・

というシチュエーションでは、必要のないカード(入れるとデッキが弱くなるカード)を2枚入れておくよりはとりあえず《ガッツのつるはし》で埋めておく方が正しいと言えます。

東卒プ
東卒プ
60枚を超えちゃうなあ・・・何を抜こうかなあ・・・

と考える場面の方が多いカードゲームなので、一概に「すべてのデッキに入る」とは言えないでしょう。

part2に続く

ここまで”デッキ圧縮”について長々と話してきました。

デッキ圧縮をすることの利点について、少しでも理解していただけたでしょうか。

part2ではポケモンカード以外のカードゲームも例に挙げてデッキ圧縮について書いていこうと思います。

続きも読んでいただけると幸いです。よろしくお願いします。

(後日執筆してアップロード予定です!)